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ソープランド今昔物語

2015年2月12日
トルコ風呂誕生当初のトルコ風呂の絵葉書

ソープランドは「風俗的なサービスを売りにした個室式特殊浴場」です。
しかし、ご年配の方の中には「ソープランド」よりも「トルコ風呂」と言った方がしっくりくる…という人もいるかもしれません。
今回は、ソープランドの歴史についてご紹介します。

「トルコ風呂」から「ソープランド」へ

「ソープランド」という名前は、1980年代になって付けられたものです。
それ以前には、「トルコ風呂」として親しまれていました。
しかし、「トルコ風呂」のサービスはトルコとは関係のないものなので、トルコの国民感情に配慮して「ソープランド」と改名されました。
1932(昭和7年)に横光利一が発表した小説『上海』の中に、「トルコ風呂」についての記述があります。
当時、上海には女性がマッサージを行う蒸し風呂があり、日本でも知られていたそうです。
トルコを含む中東地域には、昔から「ハマム」と呼ばれる公衆浴場がありました。
「ハマム」は蒸し風呂式で、中では垢すりのサービスもしていました。
このことから、当時中東諸国の中でも有名だったトルコの名前を借り、「トルコ風呂」として日本に紹介されたと言われています。

「ミス・トルコ」と改名問題

日本で最初の「トルコ風呂」が誕生したのは、1951(昭和26)年4月1日のこと。
東京都中央区東銀座に開店した東京温泉が、女性がマッサージをする個室浴場としての「トルコ風呂」第1号店でした。
東京浴場は、サウナとしての利用がメインで、「ミス・トルコ」と呼ばれる女性によるマッサージは、あくまでもサービスでした。
ですから、東京浴場では女性による性的サービスはご法度とされ、マッサージの際も女性は着衣のままというスタイルでした。
しかし、東京温泉以外の「トルコ風呂」では、性的なサービスを提供する店が増えてきました。
手で男性器をマッサージするスペシャルサービス、略して「おスペ」が人気となり、「ミス・トルコ」の知名度も上がりました。
しかし、「トルコ風呂」という名称に対して、トルコ人留学生から抗議の声が上がりました。
この問題を受けて「東京都特殊浴場協会」は、1984(昭和59)年12月19日に「トルコ風呂」を「ソープランド」と改めました。

元は遊郭だった!?日本の有名ソープ街

ソープランドが集中している区域は、「ソープ街」と呼ばれます。
歓楽街の中や、有名な温泉街(観光地)から少し離れた場所など、日本各地にソープ街はあります。
中でも代表的なソープ街は、古くは遊郭や赤線区域(公認の売春地帯)があった場所に多いようです。
東京都にある「吉原」のソープ街は、有名な吉原遊郭があった旧赤線区域です。
他にも、中村遊郭があった愛知県名古屋市の「大門」、新潟遊郭があった新潟県新潟市の「古町」、福原遊郭があった兵庫県神戸市の「福原」などがあります。

もしかしたらあなたの身近にも、ソープ街があるかもしれません。
ソープ街にお越しの際は、いくつもあるお店の中から、お気に入りの1店を選んでみてはいかがでしょうか。

 

2015年2月12日 投稿先 ソープランド・風俗

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